コンタクトの装着時に目が疲れる原因と解消方法を解説

コンタクトを普段使用しているとき、目のかすみや乾燥、目が疲れるなどの症状を感じたことがある方もいるのではないでしょうか？
このような症状は、コンタクトを着けた状態で長時間目を酷使している方に多く見られます。

この記事では、コンタクトをつけることで目が疲れる主な原因と、その解消方法をわかりやすく紹介します。
コンタクトの使用で目が疲れるとお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。

「目が疲れる」ってどんな現象？

テレワークの普及や外出の自粛などで、パソコンやスマートフォンの画面を見る時間が増え、目が疲れると感じる方も多いのではないでしょうか？
目が疲れると感じるときは、以下のような症状が現れます。

目が疲れるときの症状

• 目がかすむ
• 目が乾く
• 充血する
• 目が重たい
• 目が開けられない
• 目が痛い
• まぶたがけいれんする

これらの症状は単独で起こることもあれば、複数の症状が同時に起こることもあり、仕事でもプライベートでも目を酷使する現代人に多いです。
いずれにせよ、目に負担をかけ過ぎると目の中の筋肉や細胞が疲れてしまい、さまざまな症状を引き起こします。

また、睡眠不足になるとしっかりと目を休めることができず、目の疲れが取れません。
目の疲れが長く続くと、ストレスとなり身体や精神的にも不調をきたします。 このように、目の疲れが蓄積して頭痛や肩こりなどの身体の不調を引き起こすことを、眼精疲労と呼びます。

コンタクトで目が疲れる原因

コンタクトを着けていると、裸眼のときよりも目が疲れやすいという経験をした方もいるのではないでしょうか？
コンタクトの装着により、目が疲れる原因を2つに分けて紹介します。

原因①目が乾燥している

コンタクトを装着しているとき、目の表面を覆う涙が少なくなります。
涙が少なくなると目が乾燥して、コンタクトがずれやすい不安定な状態になり、目に負担がかかるという仕組みです。

また、涙が少ないことで目の表面の涙の厚みが均一ではなくなると、ピントが合っている状態でもぼやけて見えてしまいます。
しかし、人は無意識のうちにピントを合わせようと無理に目の筋肉を動かすので、通常よりも目にかかる負担が大きくなるのです。

また、コンタクトを着けた状態でパソコンやスマートフォンなどを長時間見ることで、無意識にまばたきの回数が減ってしまい目の表面が乾きやすくなります。
まばたきの回数が減りすぎてしまうと、常に目が乾燥している状態になりドライアイを引き起こすでしょう。

原因②コンタクトの度数が目に合っていない

普段からコンタクトを装着している場合、気付かないうちに度数が目に合わなくなってしまっていることがあります。
なぜなら、時間の経過により目の状態が変化して、気付かないうちに度数が変わっている場合があるからです。

たとえば、近視や遠視の進行、老眼の始まり、乱視の発生などで、少しずつコンタクトの度数が合わなくなってしまいます。

見え方に問題がないと思っている場合でも、無意識のうちにピントを合わせようと目に負担をかけていることになるので、度数のあったコンタクトを使いましょう。
コンタクトの度数の確認方法に関して「コンタクトの度数はどうやって確認する？見方を解説」の記事で詳しく説明しているので、併せてご覧ください」のアンカーテキストを設置。

目が疲れた際に日常的にできる対策

目の疲れた状態が日常的に続いてしまうと、日常生活を送るうえでストレスになり仕事のパフォーマンスなどにも影響します。　
そのため、目が疲れたと感じたときには、日々の生活のなかで改善をしていくことが大切です。

日常的にできる対策の例として、メガネとコンタクトの使い分けがあります。

コンタクトを長時間装着していると、目が疲れやすくなります。
そのため、普段コンタクトを使用している方も、帰宅後はなるべくコンタクトを外しメガネに変えるなどの工夫で、長時間のコンタクトの使用を避けるようにしましょう。

また、仕事でパソコンやスマートフォンを多く使用する方は、ブルーライトカットのメガネをかけることもおすすめです。

　 日常的にできるほかの対策としては、目が乾いたと感じたら目薬をさすことです。
とくに、自然の涙に近い人口涙液タイプの目薬で目を潤すことで、目の乾燥対策を防げます。

目が疲れたときの解消方法

ここでは、コンタクトで目が疲れたと感じたときにできる、3つの解消方法をご紹介します。
どれも簡単かつ短時間でできるものなので、ぜひ一度試してみてください。

方法①まばたきを意識に行って目を休める

コンタクトを着けているときに目が疲れる場合は、まばたきを意識的に行って目を休めることが重要です。

まばたきをすることで、目の周りの筋肉をストレッチさせて疲れを緩和させられます。
数秒や数分間、目を閉じるだけでも目の疲れをやわらげることができるでしょう。
また、まばたきを増やすことで目の中に涙が行きわたって目を潤してくれるので、ドライアイの予防にもなります。

目を休ませるための方法として、パソコンやスマートフォンを長時間使用する場合には、作業をする姿勢にも気をつけつつ、1時間に10分程度の休憩を入れることもおすすめです。
その際には、パソコンやスマートフォンを見ないようにして、なるべく離れてリラックスしましょう。

方法②目の体操をして遠くを眺める

目の体操を行うことで、目の筋肉を刺激でき目の疲れをほぐすことができます。
目をぎゅっと強く閉じることや、目を見開いて眼球を上下左右に数回動かすなど、簡単な動きだけでも効果があります。

また、遠くをぼんやり眺めることで目の周りの筋肉をゆるめ、目の筋肉をリラックスさせられるでしょう。
パソコンなどの画面を近くで見続けると、目の筋肉が緊張して凝り固まってしまうので、意識的に遠くを眺めて目の緊張をやわらげることもおすすめです。

方法③まぶたを温める

まぶたを温めて、目の周りの血行を良くすることもコンタクトによる目の疲れを取る方法として、効果的です。
温めることでまぶたの血行がスムーズになるので、目の筋肉の緊張がほぐれ、リラックスできます。

まぶたを温めるおすすめの方法は、電子レンジで温めた蒸しタオルです。
水に濡らしたタオルをしっかり絞って、電子レンジで約40秒温めてまぶたの上にのせるだけでリラックスできます。

また、市販のホットアイマスクであれば、携帯もできるので旅行先などでも使えます。

コンタクトの使用で目が疲れてお悩みの場合は目を休めることが重要

今回は、コンタクトの装着時に目が疲れる原因と解消方法をご紹介してきました。

コンタクトをつけることで目が疲れる主な原因は、目が乾燥しやすくなることやコンタクトの度数が目に合っていないなどが挙げられます。

目の疲れをそのままにしてしまうと精神的なストレスや、頭痛や肩こりなどの全身の疲れも引き起こしてしまいます。
日常生活に支障をきたす前に、まばたきを意識的に行うことや目の体操をして目を休ませることが重要です。

目を休ませる方法としては、蒸しタオルなどでまぶたを温めて血行をよくすることもおすすめです。
どうしても目の疲れがとれない場合は、目の疲れを放置するのではなく眼科医に相談しましょう。

セブンレンズでは、さまざまな種類のコントタクトレンズを扱っています。
目の疲れの原因の１つである、乾燥を防ぐ商品も用意していますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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