カート 商品の入数:0個

2021/08/19

コンタクトの裏表の見分け方!裏返しで入れるとどうなる?

コンタクトレンズを使うときは、左右の違いだけでなく、裏表の違いにも注意する必要があります。
しかしコンタクトを使い始めたばかりだと、裏表の判別がなかなかできないという方も少なくありません。
また、使い慣れていてもときどき裏表を間違えて装着してしまう方もいるでしょう。
しかし、コンタクトの裏表をきちんと理解できていないと、さまざまなトラブルにもつながりかねません。
ここではコンタクトの向きについて知りたい方に向けて、裏表の見分け方や、万が一裏返しで入れるとどうなるかについて詳しく解説します。
コンタクトをこれから使い始める方やまだ使い慣れてない方はもちろん、すでに長年使用している方も、ぜひ一度チェックしてみてください。

コンタクトには向きがある

コンタクトを手にしたことがある方ならご存知のとおり、ほとんどのコンタクトには裏表の向きがあります。
どういうことか、詳しくご説明しましょう。

コンタクトは目の形状に合わせて作られている

コンタクトは目の角膜の形状に合うように、カーブを描く半球状の形で作られているのが特徴です。
角膜は完全な球体ではなく、実は黒目と白目でカーブの仕方が異なり、白目より黒目のほうがやや前に出ています。
この角膜の形に合わせて設計を工夫することで、装着中ずれにくいように作られているのです。

コンタクトは裏返ってしまうことがある

ソフトコンタクトレンズは素材が柔らかく、少しの力で簡単に曲がるのが特徴です。
そのため、ケースから取り出すときや目から外したときなど、ちょっとしたはずみでカーブの裏表がひっくり返る場合があります。
なかには向きが逆でも装着できる製品もありますが、ほとんどのコンタクトは裏返しでの使用ができません。
裏返しで使用することで、上でご説明したカーブの形状が変わってしまい、角膜にフィットしなくなるからです。
ちなみにハードコンタクトレンズの場合は、ソフトタイプに比べて素材が硬く変形しにくいので、裏返しになることはごく稀だと考えていいでしょう。
そのため、ここからは主にソフトタイプの場合に絞って解説していきます。

コンタクトの向きの見方

コンタクトの使用にまだ慣れていない方の場合、裏表をすぐに区別できなくて困ることもあるでしょう。
それでは、裏表を見分けるにはどうすればよいのでしょうか?
方法としては、主に次の3つが挙げられます。

コンタクトのフチの形状を見る

いちばん手軽なのが、コンタクトのフチの形状で見分ける方法です。
手を清潔にしてから、コンタクトを装着するとき同様、カーブを下側にした状態でコンタクトを指の腹に乗せてみましょう。
このとき横から見てみて、コンタクトのフチが自然なカーブを描き、全体がきれいなお椀のような形になっていれば正常です。
一方、フチが外側に向かって反り返り、チューリップハットのような形になっていたら、裏返しということになります。

コンタクトのマークを見る

コンタクトによっては、裏表をすぐに判別できるように、目印となる数字やマークを印字しているものもあります。
使っているコンタクトがもしこのタイプであれば、裏表の判別は簡単です。
まず前述の方法と同様、コンタクトを指の腹に乗せます。
このとき外側から見て、コンタクトに印字された文字が正しく読めれば問題ありません。
もし文字が反転していれば、裏表が逆になっていると判断できます。

コンタクトを軽く押す

コンタクトを軽く折り曲げてみて、見分ける方法もあります。
2本の指でコンタクトをつまみ、真ん中で折り曲げるように軽く力を加えてみましょう。
このとき、内側に向かって自然と折り曲がれば正しい状態です。
一方、コンタクトのフチが自然に巻き込まれず、外側に折れるように反発したら裏返しと考えましょう。
ただしメーカーによっては、コンタクトの破損につながるため、2つ折りにしないよう注意喚起をしているところもあります。
手軽な確認方法ではありますが、このやり方を試す場合は、爪でレンズを傷つけたり力を入れすぎてレンズを破ったりしないよう、十分注意が必要です。

裏返しで入れるとどうなるか

コンタクトが裏返しになっていることに気づかず、裏表逆のまま入れてしまったことがある人も少なくないでしょう。
コンタクトを裏返しで装着したときにすぐに気づけばいいのですが、コンタクトにまだ慣れてない方だと、気づかずにそのまま装着を続けてしまうケースもあるようです。
万が一コンタクトを裏返しのまま入れたり、そのまま長時間装着を続けたりすると、次のようなトラブルにつながります。

着け心地に違和感を覚える

コンタクトが裏返しだと、やはりほとんどの場合は目に違和感を覚えます。
最初にもご説明したとおり、コンタクトは角膜の形に合わせて作られているため、逆だと目にフィットせず、目が痛い、ゴロゴロするといった違和感を感じやすくなるのです。
目の形にフィットしていないため、コンタクトが外れやすくなり、せっかく購入したコンタクトを無駄に紛失する原因にもなりかねません。

物を見づらく感じる

コンタクトを裏返しで使用しても、まったく見えないというわけではありません。
しかし正しく装着しているときとは異なり、やはり物が見えづらくなります。
コンタクトをつけているにも関わらず、物がよく見えないと感じたら、コンタクトを一度外して裏表の向きが正しいか確かめてみましょう。

目のトラブルにつながる

コンタクトを裏返しのままで装着し続けると、最悪、目のトラブルに発展する場合もあります。
前述のとおり、コンタクトが裏返しだと目の形状にフィットしないため、コンタクトによって角膜に傷が入る可能性があるのです。
角膜に傷が入ってしまうと、そこから細菌や微生物などが入り込み、角膜感染症などの目のトラブルを引き起こす場合もあります。
目が充血している、目やにがよく出る、目が痛いといった症状を感じたら、角膜感染症の可能性も考えられるので要注意です。
症状が悪化すると視力に影響を及ぼすこともあるので、眼科できちんと診察してもらうことをおすすめします。

コンタクトを入れる前の確認が大事

このように、コンタクトを裏返しで入れると、目の不調やコンタクトの紛失など、さまざまなトラブルにつながりかねません。
また上でご紹介した以外にも、コンタクトを裏返しのまま長時間装着することで、気分が悪くなるなどの体調不良につながるケースもあります。
大事な目をトラブルから守るためにも、コンタクトを装着する前には、裏表が正しいかを必ず確認するようにしましょう。

コンタクトのつけ方のコツ

コンタクトの裏表をしっかりと確認すれば、あとは装着するだけです。
しかし、コンタクトをつけるのが苦手という方も多いです。
コチラの「コンタクトの外し方・付け方のコツ。ネイルをしていても使用可能?」の記事ではコンタクトをスムーズにつけるコツを解説しておりますので、是非ご参照ください。

コンタクトレンズの購入は信頼できるお店で

いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、コンタクトの裏表の見分け方と、裏返しで入れるとどうなるかをご理解いただけたと思います。
きちんと扱い方を理解し、快適なコンタクトライフを!

セブンレンズでは安心してコンタクトをご購入いただけます。ぜひご覧ください。
コンタクト通販ならセブンレンズ

関連記事