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2021/11/11
コンタクトを購入する際、DIAや度数と一緒にBCという数値が記載されています。 BCはコンタクトを選ぶうえでも重要な指標の1つですが、具体的に何か分からない方も多いのではないでしょうか? また、BCが合わないことでどんな影響があるかよく分かりませんよね。 そこで今回は、コンタクトレンズ選びで重要な指標となるBCとはなにか、 BCが合わないことでどのような影響があるのかなどを解説していきます。
コンタクトレンズの箱やパッケージなどに表記されているBCとは、ベースカーブともよばれコンタクトレンズ表面のカーブの度合いをさします。 コンタクトレンズは、眼球の接着面にあわせて緩やかなカーブを描いている構造になります。 しかし、BCは製品やメーカーによって微妙に異なるため、人によっては合わないと感じることもあります。 そのため、BCがコンタクトレンズに記載されることとなり、最適なコンタクトを選びやすくなりました。
基本的にコンタクトをつけたまま寝ることは危険ですが、ほんの少しの仮眠や昼寝をするたびに着脱することは面倒だと考える方も多いと思います。 日本人の眼球のBCの平均値は8.6前後といわれており、多くのコンタクトレンズではその平均値でBCが設定されています。 しかし、人によってBCは微妙に異なっており、平均値よりもカーブが緩やかであったりきつくなっていたりします。 そのため、コンタクトレンズを取り扱うメーカーの多くは、それにあわせてBC8.3~9.0までの製品を取扱っています。 また、カラコンであってもBCは普通のコンタクトと変わりありません。
BCは数値が近いものであれば、コンタクトを変えても特に違和感なく使うことができます。 しかし、BCの数値が大幅に違うものを選ぶとさまざまな影響があらわれます。 ここでは、BCが合わないことで起きる主な影響を2点ご紹介いたします。
コンタクトのBCが合わないことで起きる影響の1つが、目がゴロゴロするといった違和感です。 BCのカーブが自分の眼球のカーブよりもきつい場合、目が圧迫されるような違和感がありゴロゴロすると言った不快感をもたらします。 コンタクトレンズは構造上、ふちが白目に当たるためカーブがきつくなることにより目に食い込んで痛みが生じるケースがあります。 また、締め付けがあまりにも強いと目が充血することもあります。
コンタクトのBCが眼球のカーブよりも緩やかな場合、コンタクトがズレやすくなります。 コンタクトのBCは眼球に 沿うように作られていますが、眼球のカーブよりコンタクトのカーブが緩いとうまくフィットせずにズレてしまいます。 コンタクトのズレが頻繁に起きると、それだけで視界が見えずらくなり直すだけでストレスがかかります。 また、頻繁にコンタクトがズレると目の異物感やゴロゴロとした違和感を起こすので、自分にあったBCを選ぶようにしましょう。
BCや目に合わないコンタクトを無理に使い続けることにより、目に負担がかかって眼精疲労になってしまう可能性があります。 眼精疲労とは、目を酷使することにより目のかゆみや乾燥、首や肩のコリや頭痛など目だけではなく全身の不調をもたらします。 眼精疲労の原因は、目を酷使することで目の周りの血流や筋肉が凝ってしまいピントを合わせる動作に影響が出ます。 その結果、必要以上に目や視神経に負担をかけてしまい頭痛や吐き気といった不調をもたらします。 また、コンタクトのBCが合わないことでストレスとなり、体調を崩す原因にもなります。
コンタクトのBCは、自分の眼球のカーブにあったものを選ぶ必要があります。 しかし、自分のBCがどの程度なのかが分からなければBCをどう選べばいいのか分かりませんよね。 ここでは、コンタクトを選ぶうえでBCを合わせる2つの方法をご紹介します。
BCは自力で調べることができないため、基本的に眼科で調べてもらう必要があります。 BCは、眼科医がもつケラトメーカーと呼ばれる専用の医療機器を使って調べることができます。 検査には準備が必要なため、あらかじめかかりつけの眼科医に予約をしておきましょう。 ただし、眼科医の中にはケラトメーカーを取り扱っていない場合もあるので、事前に確認しておくことが重要です。
自分のコンタクトのBCを調べるもう一つの方法としては、数枚が入っているワンデータイプのコンタクトレンズを購入して試してみる方法があります。 コンタクトレンズメーカーの中には、お試し用として5枚程度のコンタクトを500円以下で販売している業者もいます。 お試し価格として手ごろなため、一度コンタクトをつけてみてから最適なBCを探ることができます。 ただし、合わないコンタクトを長時間つけることは目への負担が大きくなるため、目の痛みを感じたり違和感がある場合はすぐに使用をやめるようにしましょう。 一般的に、BCが±0.2mm以内の誤差であれば大きな影響もなく装用できるといわれています。 コンタクトレンズのDIAの詳細については、コチラの「コンタクトレンズ選びで重要なDIAとは?着色直径との違い」の記事もあわせてチェックしてみてください。
コンタクトのパッケージには、ほかにも重要な情報が盛り込まれています。そのうちの一つに、DIAがあります。 コチラの「コンタクトレンズ選びで重要なDIAとは?着色直径との違い」の記事では、コンタクトのDIAについてや、着色直径との違いについて、詳しく解説しておりますので、是非ご参照ください。
いかがでしたでしょうか?
コンタクトレンズにおけるBCとは、レンズそのもののカーブを示すものです。
コンタクトは眼球表面のカーブにフィットするように作られているため、コンタクトのBCが合わなければ目に負担がかかったり、コンタクトのズレが頻繁になったりします。
眼球は人によって微妙に形が異なっており、当然最適なBCは変わってきます。
そのため、眼科医の専用機器で正確なBCを測ってもらってからコンタクトを選ぶようにするとよいでしょう。
ただし、眼科医が必ずしもBCを測定できる専用機器をもっているとは限らないため、事前にBCを測定できるか確認しておくことをおすすめします。
セブンレンズでは、お試し用のワンデーコンタクトレンズも取り扱っており、BCが合わないと感じた場合には別のものを提供することが可能です。
さまざまなBCのコンタクトを取り扱っているため、最適なBCをもつコンタクトを見つけることができます。
セブンレンズでは安心してコンタクトをご購入いただけます。ぜひご覧ください。
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