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2021/09/09

コンタクトの度数と視力の関係は?安全な使用のために正しい理解を

この記事では、コンタクトを初めて購入しようと考えている方に向けて、コンタクトの度数と視力の関係について解説しています。
コンタクトを購入する際は、使う人に合った度数を選ぶことが重要です。
度数は、眼鏡をかけている人にとっては馴染みがあると思いますが、初めて購入する人は「度数って何?」「視力とは違うの?」と思うかもしれません。
本記事ではコンタクトや眼鏡の度数について、更に眼鏡の度数を参考にできるのかについて解説しています。
コンタクトを初めて購入する方はもちろん、既に使用している方も、コンタクトの度数と視力の関係について正しく理解して購入の参考にしてください。

コンタクトの度数について

はじめに、視力と度数の定義について簡単にご説明します。

視力とは、目が物を見る力のこと。
度数とは、正確に物を見るために矯正する力のことです。
つまり、視力を元にして、正確に物を見られるようにする力を数値化したものが度数です。
次に、度数について詳しく解説します。

球面度数(SPH)

球面度数(SPH)はSと表記され、一般的に近視・遠視と呼ばれるときの度数です。
度数は「-2.50」のように小数点以下第二位までの数値で表され、その数値が0から離れるほど度数が強くなります。
数値の前の符号が「-(マイナス)」・「凹」だと近視、「+(プラス)」・「凸」は遠視です。
数値は0.25刻みですが、ソフトコンタクトレンズの場合、6.00を超える強い度数では0.50刻みになります。
度数の単位はDやPといったアルファベットで表記されており、それぞれDはディオプターまたはディオプトリー、PWRとも表記されるPはパワーの頭文字です。

円柱度数(CYL)

円柱度数とは、乱視の度数のことです。
乱視度数とも呼ばれ、CYLの頭文字を取ってCと表記されます。
乱視の場合も近視や遠視と同じように単位はDで、「-0.75」のように表されます。
乱視矯正が不要な人は処方箋のCの欄に記載されませんが、円柱度数が0の場合はほとんどありません。
なぜなら、眼球にはわずかに歪みがあるからです。
そのため±1程度の数値なら一般的な数値とされ矯正は不要ですが、±1.25以上は矯正の必要があります。

加入度数(ADD)

遠くを見えるように矯正する度数と、近くを見えるように矯正する度数の差を表したものが、加入度数です。
加入度数の数値が高いほど、近くがよく見えるように矯正されています。
単位はほかの度数と同じくDです。
加入度数は、遠近両用レンズを作る際に必要になります。

コンタクトの度数は、眼科での検査で調べることが可能です。
コンタクトを購入する際は、必ず眼科で検査をして、正確な度数を把握しましょう。

眼鏡の度数について

眼鏡の度数は、基本的にコンタクトと同じです。
近視や遠視で視力の矯正が必要な場合は、球面度数が必要になります。
遠近両用眼鏡を作る際には加入度数、乱視による矯正が必要な方は円柱度数が合わせて必要です。
乱視の矯正には、円柱度数と一緒に円柱軸(AXIS)という乱視の角度を表す数値も使われます。
乱視には種類があり、円柱軸の角度によって、180°に近ければ直乱視、90°に近ければ傾乱視、45°または135°に近い角度であれば斜乱視で、乱視の種類に合わせた矯正が必要です。
近視や遠視、乱視の度数は、眼科のほか眼鏡専門店でも調べることができます。
その上で、眼鏡を使う目的や年齢によって調整しますが、眼鏡をかけたときの視力が約1.0になるように調整するのが一般的です。
眼鏡専門店でも検査はできますが、初めて眼鏡を作る際は、眼科で詳しい検査をして正確な数値を出してもらうのがベストでしょう。

眼鏡の度数を参考にしてよいか

コンタクトを購入する際、眼鏡の度数をそのまま参考にしてよいのか?と考える方もいらっしゃるでしょう。
結論から申し上げると、参考にはできません。
なぜなら、コンタクトと眼鏡の度数は同じではないからです。

眼鏡は角膜とレンズの間に12mmほどの空間がありますが、コンタクトは角膜と密着しています。
その分、コンタクトの度数の方が弱いのです。
コンタクトの度数は眼鏡より0.25~1.00ほど弱く、矯正の度数が弱い場合はそれほど差がありませんが、度数が強くなるにつれ差が大きくなります。
コンタクトと眼鏡の度数の差を比較できる換算表もありますが、あくまでも理論上の計算であり、実際に測定した数値とは違う場合があります。

このような理由から、眼鏡を作る際に測定した度数や処方箋をコンタクト購入のために流用することはできません。
また、眼鏡を作るときとコンタクト購入では処方箋に必要な項目が異なりますので、注意が必要です。
コンタクト購入の際は、必ず眼科で検査をして正確な度数を確認しましょう。
インターネットでコンタクトを購入する際には、度数などのデータを入力する必要があります。
その際も、視力から度数を計算したり、眼鏡の度数から調べる換算表を使用したりせず、眼科の処方箋を元に入力することで、安心してコンタクトを使用できるでしょう。

コンタクトレンズの作成から購入までの一般的な流れ

ここまではコンタクトレンズにおける度数と視力の関係について焦点を当てて解説をしてきました。
しかしここまでの内容を理解したうえで、実際にコンタクトレンズを購入しようと考えている方の中には「実際にどうやって購入するの?」「そもそもコンタクトレンズってどうやってつくるの?」と感じる方も多いでしょう。
そこで以下の「コンタクトを初めて作るときの流れは?気になるポイントと注意点」の記事ではそんな疑問をお持ちの方のためにコンタクトレンズの作り方について解説しております。

特に、コンタクトレンズ初心者の方でコンタクトレンズ作成から購入までの一連の流れを抑えておきたい方は是非ご覧ください。

コンタクトの購入には正確な度数の確認が大切

いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、コンタクトの度数と視力の関係がご理解いただけたと思います。
また、眼鏡とコンタクトでは度数が同じではないこともお分かりいただけたのではないでしょうか。
コンタクトを安全に使うためには、正確な度数の確認が大切です。
セブンレンズではコンタクトを安心してご購入いただけますので、ぜひご利用ください。

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