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2021/11/14
目の色を手軽に変えられるカラコンは、おしゃれやコスプレ目的などでよく使われています。 しかし、カラコンを使用したことによって失明したといった事例も少なからずあります。 カラコンをこれから使いたいと考える人にとっては、本当にカラコンが安全なものなのか気になるところではありますよね。 そこで今回は、カラコンを初めて使う方に向けてカラコンの安全性や選び方、使用する際の注意点などを解説します。
カラコンが危険だと思われる理由の多くは、厚生労働省の基準を満たない粗悪品が多く出回っているからです。 カラコンもそうですが、一般的な安全で品質のよいコンタクトは、厚生労働省の審査を通過した証である「高度管理医療機器承認番号」の表記がされています。 しかし、粗悪なカラコンを販売しているメーカーは「高度管理医療機器承認番号」を表記せずに低価格で販売していることがあります。 高品質で安全なカラコンをつけている場合は眼病や失明のリスクはありませんが、粗悪品のカラコンを使っていると感染症になり最悪の場合失明してしまうことが考えられます。 また、カラコンの誤った使い方や手入れ方法などにより、安全なカラコンであっても眼病になるリスクがあります。 カラコンを利用する場合は、安全な製品を選び正しい使い方、正しい手入れ方法を行いましょう。 「ワンデーアキュビューディファインモイスト」や「2ウィーク アキュビューディファイン」などさまざまなカラコンを取り扱っているので、ぜひ確認してみてください。
安全なカラコンを選ぶためには、危険なカラコンの特徴を知って回避する必要があります。 ここからは、危険なカラコンに共通する2つの特徴を紹介します。
コンタクトレンズは、角膜の上にレンズを乗せる仕組みのため裸眼の時よりも目から酸素を取りづらくなります。 目に酸素が通らなくなると、充血を起こしたり眼障害を引き起こすリスクが高まります。 そのため、コンタクトに使われる素材には酸素を通りやすくする素材が使われており、酸素の通りやすさの具合を「酸素透過性」で示しています。 高度管理医療機器承認番号のある安全なカラコンは、 普通のコンタクトに比べて酸素透過性は低くなるものの日常的に使っても問題ありません。 しかし、粗悪性の危険なカラコンの場合は酸素透過性が極端に低い傾向があり、 普通のコンタクトの1/10ほどしか酸素を通しません。 カラコンは元々長時間つけることを推奨していませんが、 特に粗悪品の場合を使用する場合、短時間の使用でもリスクが高くなります。
カラコンは普通のコンタクトに、着色料を使って色をつけている構造になります。 普通であれば問題なく使えますが、粗悪品のカラコンの場合着色料が色落ちして目に悪影響をおよぼすといった事例がいくつか報告されています。 安全なカラコンであれば、サンドウィッチ製法と呼ばれる構造により着色料が外に漏れださないようにしています。 しかし、粗悪品のカラコンの場合はただレンズに着色料をつけた場合のものもあり、色素が目に入ってしまう可能性が高いです。 特に、カラコンに使われている着色料は金属由来のものが多く、金属アレルギーの人は反応が大きくなってしまうケースもあります。 また、サンドウィッチ製法を使っていたとしても接着が甘ければ着色料が漏れ出すことも考えられるので必ずしも安全であるとはいえません。
ここまででカラコンの危険性を解説してきましたが、 カラコンはパッケージに入っているため安全かどうかは分かりにくいものですよね。 そこで、ここからは安全なカラコンを選ぶポイントを3つご紹介します。
カラコンは、正規の販売店からネット販売・フリマアプリなどさまざまなところで販売されています。 しかし、フリマアプリや個人との取引で入手したカラコンは、 どのような店で購入したのかが分からないため、安全かどうかが分かりません。 また、取扱説明書がついていないケースも多いので、正確な使い方や手入れ方法が分からないこともあります。 そのような場合は、粗悪品と知らずに使ってしまうことも考えられるので なるべく信頼性の高い販売店で安全なカラコンを購入するようにしましょう。 現在では、実店舗に行かなくてもネット販売を行っているコンタクトショップもあります。
コンタクトの品質を担保する「高度管理医療機器」の記載のあるカラコンも、安全性が高いといえます。 高度管理医療機器のあるカラコンは、厚生労働省から安全性がある製品として審査を通過しているため、安心して使うことができます。 高度管理医療機器の記載は、主にカラコンのパッケージに記載されています。 ネット販売で購入する場合は、製品の説明欄に高度管理医療機器の記載があるかどうかをチェックしましょう。
粗悪品のカラコンは、構造を甘くして安全性を下げることで相場よりもかなり低い価格で販売している傾向があります。 カラコンの相場は、製造国やメーカーなどによって料金が変わってきますが、 おおよそワンデーの10枚入りの場合であれば1箱1,600~2,000円程度となります。 しかし、中には1,000円以下の価格で販売されている商品もあります。 もちろん、企業努力により安全なカラコンであってもかなり低価格で提供出来ている場合もあるのですが、 あまりにも低い価格の場合は粗悪品の可能性もあるので注意が必要です。
高品質で安全なカラコンであっても、使い方が間違っていたり目に合わないものを 無理に装用し続けていると眼病や眼障害になるリスクが高まります。 そのため、カラコンを選ぶ時だけでなく使うときにも注意する必要があります。 ここからは、カラコンを使用する際に注意したい3つのポイントを紹介します。
カラコンには、製品にあわせて推奨される装用時間が決まっています。 カラコンは普通のコンタクトよりも目への負担が大きいことが多いので、 安全に使うためにもなるべく長時間の装用はやめましょう。 装用時間は製品によって異なりますが、長くても6~8時間程度の装用が目安となります。 ただし、初めてカラコンを使う場合は目がカラコンに慣れていないため短い時間からの装用をおすすめします。 眼科医の指示を受けて、最初は2時間程度の装用からはじめると安全です。
カラコンに限らず、コンタクトレンズには使用期限が定められています。 使用期限をすぎてもカラコンを使い続けた場合、レンズに異常が起きて眼障害や眼病、最悪の場合は失明になる可能性もあります。 例えば、ワンデーの使い捨てカラコンを洗浄液などでケアをして繰り返し使った場合、 ケア方法がしっかりしていてもレンズの質が落ちて結膜炎になったというケースもあります。 カラコンの使用期限はパッケージや取扱説明書にも記載しているため、安全に使うためにも必ず守るようにしましょう。
安全なカラコンを正しい使い方で装用していたとしても、目に合わない場合は目が痛くなったりゴロゴロとした違和感を感じることがあります。 合わないカラコンを無理に装用し続けると目への負担が大きくなるため、目に違和感がある場合はすぐに装用をやめましょう。 カラコンを外しても目の痛みが続く場合は、目がダメージを負っている可能性もあるので眼科を受診することをおすすめします。
気になるコンタクトレンズの使用期限や、期限を守らないことによるリスクについてはコチラの「コンタクトレンズの使用期限とは?守らないとどうなる?」の記事で紹介しているので、あわせてご覧ください。
いかがでしたでしょうか? カラコンは高品質で安全性の高いものであれば、目への負担を少なくして使うことができます。 しかし、カラコンメーカーの中には安全性の低い粗悪品を販売している業者もいます。 安全なカラコンを選ぶためにも、信頼できる販売店で高度管理医療機器の記載があるカラコンを購入するようにしましょう。 また、安全なカラコンを選んだとしても、誤った使い方をしてしまうことで眼病や感染症のリスクが高まります。 カラコンについている取扱説明書をしっかりと読んで、装用時間や使用期限を守るようにしましょう。
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