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2021/11/23
コンタクトレンズを購入する際、 パッケージに「DIA」という記載があるのを見たことがある方は多いのではないでしょうか? DIAはコンタクトレンズを選ぶうえで、非常に重要なものとなります。 そこで今回は、コンタクトレンズ選びでお悩みの方向けに、コンタクトレンズにおけるDIAとはなにか、カラコンにおける着色直径とは何が違うのかなどについて解説します。
コンタクトレンズにおけるDIAとは、レンズの直径を指します。 DIAはミリ単位で表され、使い捨てタイプのソフトコンタクトレンズではDIA14.0前後、ハードタイプのコンタクトレンズではDIA9.0前後となります。 DIAの大きさは、基本的に黒目の角膜の大きさに合わせられており、物が正常に見えるようDIAが決められています。 DIAの数値はコンタクトレンズによってさまざまです。大きさによって、いくつか違いがあります。 一般的に大きめの場合は、安定感がある分外しにくく、小さめの場合は、取り回しがしやすい代わりに眼の中でゴロゴロしやすいといった差があります。
コンタクトレンズのなかでもカラーコンタクトレンズ(カラコン)・サークルレンズには、着色直径というものが存在します。 着色直径とは、カラコンの色をついている部分の直径となりDIAとはサイズが異なります。 サイズによってつけたときの印象を変える役目をもち、13mm前後のものが多いです。
コンタクトレンズにおけるBCは、ベースカーブともよばれコンタクトレンズ表面のカーブの具合をさします。 眼球の表面はゆるやかなカーブを描いているため、コンタクトレンズも眼球に合うようカーブを描いている構造になっています。 最適なBCは人によって異なっており、BCがあわないと目の充血やゴロゴロした不快感、痛みなどの症状があらわれます。 日本人の平均的なBCは8.6~8.7前後と言われています。
コンタクトレンズにおけるD(ディオプター)とは、主にコンタクトの度数を示します。 眼鏡と同様、コンタクトレンズにも物がはっきり見えるように矯正力を強めることができます。 メーカーによって、表記が異なる場合もあり、「P」「SPH」「PWR」などと表記されることもありますが全て同じ意味となります。 裸眼の場合であれば±0、近視であれば-1.00、遠視ならプラス1.00といった具合でD(ディオプター)が決まります。
CYL・AXISとは、乱視の度数と角度を表す数値です。 乱視用コンタクトレンズは、角膜と水晶体の歪みに対して反対方向に歪んだレンズを着用することで正常に物を見ることが出来るという仕組みです。 CYLは乱視の数値、AXISは乱視の角度によってブレて見える乱視軸を指します。
DIAと着色直径の違いは、指し示す部分のサイズとなります。 DIAはコンタクトレンズそのものの直径であることに対し、着色直径はカラコンの色のついている部分となります。 着色直径はDIAより小さく設定されており、主に黒目の色を変えたり目を大きく見せるといった効果があります。 一方、DIAは大きさが変わっても付けた時の印象は変わりません。 DIAの数値が変わることで見え方が大きく変わることは基本的にありませんが、コンタクトの装着に慣れていない人はDIAが大きいものほどつけにくいと感じるようです。
カラコンの着色直径は、主に12.5mm~14.6mmが主流となっています。 着色直径が小さいほどに裸眼に近い印象を与え、大きくなるほどに目が大きく見えてくりっとした印象を与えます。 着色直径の選び方としては、自分の瞳の大きさにあわせてどのような印象に見せたいかによって変わってきます。 日本人の瞳のサイズは12mm前後といわれており、あまりコンタクトをしているという印象を与えたくない場合は12.5mmのレンズを選ぶとよいでしょう。 目を大きく見せたいという場合は、13~14mmほどの大きめの着色直径がおすすめです。 いずれにせよ、自分の本来の瞳の大きさによって自然な印象になる着色直径は異なるため、定規とカメラ(スマートフォンなど)を使って黒目部分のサイズを測ってからサイズを選ぶこととおすすめします。
DIAの合わないコンタクトをつけ続けることにより、目に大きく負担がかかることがあります。 以下のような症状が出た場合にはDIAが合っていない可能性もあるので、注意しましょう。
元々コンタクトをつける人は、裸眼の人に比べてドライアイになりやすいという傾向があります。 人の目は涙によって目全体にうるおいを行きわたらせていますが、コンタクトが密着することによって涙が行き渡らなくなり乾燥しやすくなります。 そのうえで、DIAの大きいコンタクトをつけることによりさらに目に酸素が行き届きにくくなりドライアイになりやすくなるというわけです。
DIAの合わないコンタクトを長期的に使用することで、眼精疲労や頭痛・肩こりの原因にもなります。 DIAの合わないコンタクトで違和感を感じたままつけ続けた場合、目の筋肉やまぶたの筋肉に負担がかかり、必要以上に目を酷使している状況になってしまいます。 目の負担は眼精疲労となり、視神経にも負担をかけることにより頭痛や肩こりなどを引き起こすというわけです。
コンタクトのパッケージには、ほかに様々な数値やアルファベットなどの情報が記載されています。そのうちの一つに、BCがあります。 コチラの「コンタクトにおけるBCとは?合わないとどうなる?」の記事では、コンタクトのBCについて詳しく解説しておりますので、是非ご参照ください。
いかがでしたでしょうか?
DIAとは、コンタクトレンズの直径をあらわすものでありカラコンの着色直径とは示すものが異なります。
DIAの合わないコンタクトを長期間つけていると、目への負担が大きくなり眼精疲労を起こしたりドライアイになったりします。
そのため、コンタクトレンズを購入する場合は眼科の医師に相談してみてどのサイズが適切かを確認しておきましょう。
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