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2021/11/29

コンタクトの度数はどうやって確認する?見方を解説

コンタクトを選ぶ際、度数がどれくらいなのか気になる方は多いのではないでしょうか?
度数の合わないコンタクトをつけてしまうと、物がきちんと見えなかったり体の調子が悪くなったりすることがあります。
しかし、パッケージのどこを見れば度数が確認できるのか、分かりにくいですよね。
そこで今回は、コンタクトレンズの度数を確認する方法と度数の仕組みを解説していきます。

コンタクトレンズの度数を確認する方法

コンタクトレンズの度数を調べる方法としては、箱やコンタクトのパッケージに書いてある「POWER」の数値で確認できます。
コンタクトの「POWER」は度数の強さを表すものであり、ほかにも「PWR」「P」「D」「SPH」といった表示がされることがあります。
±0.0が度の入っていない、いわゆる裸眼の状態と同じです。
+1.00~といった書き方をしている場合は遠視を、-1.00といった書き方の場合は近視に対しての度数を示しています。
POWERの数値が大きくなるほどに度数が強くなっていき、自分の視力にあわせて度数を選ぶ必要があります。
また、乱視用と近視・遠視用、遠近両用タイプで記載が微妙に異なってきます。

自分の度数を調べるのはどうすればいい?

コンタクトを初めてつけるという人の中には、自分の度数を知らないという方も多いのではないでしょうか?
自分の視力に合った度数を知らなれば、コンタクトを選ぶこともできませんよね。
自分の度数を調べる方法として一番確実な方法が、眼科に受診することです。
眼科にコンタクトをつけたいと言えば、問診と視力検査、目の診察などを行い医師が最適な度数を処方箋に記載してくれます。
ただし、目の検査の時点でコンタクトの利用に支障が出ると判断された場合は、コンタクトをつけることができない可能性があるので注意が必要です。

眼鏡の度数とは見方が違うのか

眼鏡からコンタクトに変えたいという場合、今まで使っていた眼鏡の度数を参考にしてコンタクトを選ぼうと考える方は多いでしょう。
しかし、眼鏡の度数とコンタクトの度数は必ずしも一致するとは限りません。
コンタクトは眼鏡に比べて目に直接装用するもののため、強い近視や遠視・乱視の場合は眼鏡よりも度数を弱くする必要があります。
近視や遠視、乱視がそんなに強くない場合は眼鏡と同じ度数でも問題ありませんが、それでもコンタクトと眼鏡では見え方が微妙に違うとケースは多々あります。
物の見え方が違うと日常生活に支障が出るため、念のため眼科で検査をしてから正確な度数を選ぶようにしましょう。
また、コンタクトレンズを買ったからといって眼鏡が不要になるわけではありません。
コンタクトは長時間つけると目に負担がかかるため、眼鏡と併用している人は多くいます。
さらに、コンタクトユーザーの中には、必要に応じてコンタクトと眼鏡を同時に使っている人もいます。
コンタクトの度数と眼鏡の度数の関係については、コチラの「コンタクトの度数と視力の関係は?安全な使用のために正しい理解を」の記事でもご紹介していますので、是非ご参照ください。

コンタクトレンズの度数の仕組み

コンタクトの度数は、眼鏡と同じようにレンズの厚みを調整することで決めることができます。
しかし、コンタクトは直接目に入れて装用するものであるため、あまり厚くしすぎると装用できなくなってしまいます。
そのためコンタクトの度数には限界値があり、一般的には近視用であれば-12.00まで、遠視用であれば+5.00までが限界となります。
さらに強い度数が必要な場合は、コンタクトと併用して眼鏡も同時にかけることが推奨されています。

コンタクトには、度数を示すPOWER以外にもさまざまな数値が記載されています。 コンタクトのタイプにあわせてレンズが調整されているため、度数以外の数値も確認しておくとよいでしょう。

乱視度数とは?

乱視用のコンタクトレンズには、乱視度数を表すCYLという数値が記載されています。
乱視度数とは、乱視を矯正するためのレンズの強さを示すものです。
乱視は、水晶体や角膜のゆがみによって物がブレて見えたり、ピントがぼやけてしまう症状です。
乱視度数はそのゆがみに合わせて、反対方向に光を屈折させるようにレンズを調整することにより、物を正常に見せる度合いとなります。
一般的に乱視の人向けのコンタクトレンズとなりますが、乱視とあわせて近視や遠視である人も使えるような製品も販売されています。

中心軸とは?

中心軸とは、乱視軸・円柱軸とも呼ばれており、乱視用コンタクトレンズにAXISとして表記されます。
中心軸は乱視の角度を示すものであり、乱視による物の見え方によって変わってきます。
そもそも乱視は人によって見え方が異なっており、直乱視や倒乱視など、さまざまな視点からの角度を考慮する必要があります。
乱視用コンタクトレンズは、それらの乱視の角度と逆方向にレンズをゆがめることにより物を正常に見せることが可能です。
本来乱視軸はさまざまな項目で数値が記載されますが、使い捨てのソフトコンタクトレンズの多くは中心軸をすべて記載していません。
そのため、乱視用のコンタクトレンズを購入する場合は注意が必要となります。

加入度数とは?

加入度数とは、遠近両用コンタクトレンズで使われる数値でありADDで表示されます。
遠近両用のコンタクトレンズは、遠視・近視両方に対応できるような構造であるため、遠視用・近視用の度数の中間で見えやすいように調整する必要があります。
この度数の差を加入度数とよび、老眼鏡と同じ原理でつくられます。
たとえば、本来の遠視の視力が-4.00の場合、近視の時の度数も考慮してADD+1.00となります。
すると、実際の見え方は遠視-3.00の視力で物をみるということになります。
遠視・近視どちらにも対応できる分、物の見え方には限度があるためあらかじめ理解しておくことが重要です。
加入度数の確認方法は、一般的な度数の調べ方と同様に眼科の検査により分かります。
遠近両用のコンタクトレンズを選ぶ際には、加入度数も確認して選ぶようにしましょう。

DIAとは

コンタクトレンズに必ず記載されている数値として、DIAがあります。
DIAは、コンタクトレンズの直径を示すものであり、ミリ単位で表示されます。
ソフトコンタクトレンズのDIAは、おおよそ14.0が平均でありハードコンタクトレンズの場合は9.0前後が平均となります。
黒目(角膜)の平均は11~12となっているため、ソフトコンタクトレンズは黒目より少し大きく設定されており、ハードコンタクトレンズは少し小さめに作られています。
DIAによってつけ心地が変わることはほとんどありませんが、コンタクトに慣れていない人はDIAが大きいものの方がつけにくいと感じる傾向にあるようです。
また、目の大きさによってもつけやすいDIAは変わってくるため、自分にあったDIAを選ぶ必要があります。
DIAとよく混同されがちなものとしてカラコンの着色直径がありますが、着色直径はカラコンの色のついた部分でありDIAとは全く異なるものです。
基本的に着色直径の方がDIAよりも小さく設定されているため、間違えないようにしましょう。
コンタクトレンズのDIAの詳細については、コチラの「コンタクトレンズ選びで重要なDIAとは?着色直径との違い」の記事もあわせてチェックしてみてください。

BCとは?

コンタクトレンズのパッケージには、度数の記載とあわせてBCの記載がされています。
コンタクトレンズは、眼球の形に合わせてレンズの表面がカーブしている構造となっており、そのカーブの具合をBCとして数値で表しています。
製品によってBCの数値が変わってきますが、近い数値であれば主につけ心地については特に大きな変動はありません。
ただし、BCが0.5以上変わる場合は違和感を覚えたり、目がゴロゴロと痛む場合もあります。

BCがあっていないコンタクトを使いつづけると、眼精疲労になりやすく頭痛や肩こりといった体の不調にもつながってきます。
ベースカーブ(BC)の詳細については、コチラの「コンタクトにおけるBCとは?合わないとどうなる?」の記事もあわせてチェックしてみてください。

コンタクトの度数はPOWERで表される

いかがでしたでしょうか?

コンタクトレンズの度数は、基本的にPOWERやPWRなどで表されることが多く、近視用と遠視用で数値が異なります。
近視や遠視がきつくない場合は、眼鏡の度数と同じコンタクトを選んでも問題ありません。
しかし、微妙に見え方が違っており、遠視や近視がきつい場合はさらに見え方に差が生まれます。
そのため、コンタクト用の度数を改めて検査で調べる必要があります。
また、コンタクトのパッケージには度数以外にもさまざまな数値が記載されています。
乱視用の数値や遠近両用レンズの数値など、製品やタイプによってさまざまな数値が記載されています。
自分がどのコンタクトレンズを選べばいいのか分からないという場合は、一度眼科を受診して相談するとよいでしょう。

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